#13 歌のお兄さんのつぶやき

皆さんこんにちは!団員のつぶやきを見てくださりありがとうございます。ペンネームは、、、
「歌のおにいさん」にしておきましょうか。

11月29日、第4回定期公演のツアーファイナル(ツアーファイナル!?)を無事終演することができました。
会場までお越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。
ツアーファイナルは、昼と夜の2部構成でお届けしました。
ここでは簡単に昼の部の振り返りをしていこうかなと思います。

演奏会は「トムとジェリー」で華麗に開幕。「ラデツキー行進曲」では、音量を大きくしたり小さくしたり…お客さんに手拍子で参加していただきました!

「ドンスカパンパン応援団」「ぼよよん行進曲」では、お馴染み歌のおねえさんと歌のおにいさんが歌とダンスを披露しました!
で、当のおにいさん(僕)は、お客さんがとても元気に歌って踊ってくれるので、ついて行くのに必死…
でも賑やかな観客席を見るのがやりがいです。
後半は、「パプリカ」「Y.M.C.A.」など、みんなで踊れる曲が盛り沢山でお送りしました!

そしてアンコールは「マツケンサンバ」「ジャンボリミッキー!」の2本立て。恒例になってしまったマエストロの歌とダンスも、なんだか様になってきましたね。

そしてお気づきになりましたでしょうか?
今回から、オリジナルの譜面隠しが用意されました!可愛いデザインですが、フルアナログでの制作には血の滲む労力が…

昼の部では、舞台上の演者だけでなく、“会場にいるみんなで作る”演奏会が作れたと思っています。

…というのも、吹奏楽団音楽のとびらの理念は、”誰も置き去りにしない演奏会”を作ること。様々なハンディキャップを抱える方々が、思うままに声を出したり、身体を動かすことができる演奏会を作ることを目標としています。

知っている曲が目の前の楽器から奏でられるとワクワクする。
ごきげんな曲を聴くと、自然と身体が動きだす。
いちばん好きな曲というわけではなかったけど、帰り道で口ずさんでしまう。

そんな音楽の根源にある微かな力を、ただ多くの人と共有したいだけ、という、何ともわがままな動機でこのような活動は続けられているのです。

音楽を共有できた歓びをお客さんが全身で表現してくださっているのを見るのは、どんなに難しい音楽を一人で演奏できた時よりも嬉しいのです。

 …以上、私見ですが…(笑)

そして、そんな素敵な目標に賛同する学生の有志が集まり、多くの協力者のもと楽団がここまで続いていることは、なにより奇跡に近いことであると思っています。

さて、とうとう活動5年目に突入する音楽のとびらは、どうやらまた全く新しい挑戦を企んでいるようです。

これからも引き続き応援のほど、よろしくお願いします🙇‍♂️