#6 サマーコンサート2025レポ2

 6月28日、京都市東部文化会館にて第2回サマーコンサートを無事に終えることができました。改めて、ご来場いただいた皆様、ご支援・ご協力くださった皆様に心から感謝申し上げます。

 さて、前回に引き続き、公演の進行管理を担うステージマネージャーの視点から、先日のサマコンを振り返ってみたいと思います! 今回はステージマネージャーチーフが書きます✏️

 サマコンを一言で振り返るとすると「長くてあっという間の一日」という点に尽きると思います。会場入りしてからは「準備→午前リハーサル→昼の部本番→午後リハーサル→夜の部→撤収」といったようにぎっしりスケジュールが詰まっており、私自身も進行状況を確認する都度「まだ先は長いなー」などと団員と話したりしていましたが、反面盛りだくさんのスケジュールは怒涛のように進んでいき、気づけば本当にあっという間に夜の部が終わって一日が過ぎ去っていった、そんな気もしています(笑)。それだけ楽しく充実した一日だったということでしょう。

 リハーサルにおいては、団員の意気込み・気合に対して時間は有限であるということの難しさをいつものことながら感じます。本番を控え実際の会場にいる今、最後に確認したい箇所はそれぞれ挙げればきりがないわけですが、開場・開演時間が決まっている以上、リハーサルは決められた時間内に終える必要があります。限られた時間の合奏の中で、どのように折り合いをつけるかを模索しながら確認を進めてくれている指揮者や奏者には改めて感謝が尽きません。

 この場では新たな演出のアイデアも生み出され、本番に生かされました。実際にホールに赴いて初めて分かること、考えることもありますから、当日の確認は欠かせません。ちなみに、レポ1にも書いてあったマツケンサンバの演出ですが、指揮者が金色の衣装を着ることは知っていましたが歌うのはリハーサルまで私も知らず驚きました🎤

 本番の間はタイムスケジュールなど資料をとじたバインダー(必携品!!!)を片手に、進行時間を確認しつつ舞台袖に控えていますが、舞台上の様子や客席の様子をたくさん見ることができるこの場所が私はとても気に入っています(「舞台袖は特等席」とよく感じます)。今回のサマコンでも、舞台上で音を奏でる団員と、それを聴くお客様と、会場が一体となって心から音楽を楽しむ様子を一番近くで感じることができました。個人的に最も印象深かったのは、夜の部冒頭の「エレクトリカルパレード」の演出✨暗闇に輝くケミカルライト(指揮者からのサプライズ!)、溌剌としたファンファーレに重なるアナウンス、全てが最高でとてもテンションが上がりました。

 開演が押すこともあったとはいえ進行はおおむね順調で、いつもながら円滑な進行にご協力くださる皆さんに感謝です。進行表を改めて眺めてみると、夜の部スケジュールの一番最後のページに「きっちり時間通り進行!」と大きな字で走り書きがしてありました。あまり覚えがないですが、おそらくいずれかのタイミングで私が書いたのでしょう(笑)。

 サマコンは終演しましたが、まだまだ今年度の活動は続きます。秋には定期公演(昼の部3回+夜の部1回の計4回公演!)、そして夏から冬にかけては3回の依頼公演が控えています。つまり、今年度は少なくともあと7回大きな本番があるのです!! 改めてその数に私自身も驚き感謝しつつ、今回の演奏会の反省点を生かしていきながら、皆さんと共によりよい公演を作り上げていきたいと思います。(レポというよりは感想を書き散らした形なってしまいましたし、やや長文になりすぎたかもしれません。)

吹奏楽団 音楽のとびら 
ステージマネージャーチーフ